エブロのミニカー、1/43 S2000 ニューフォーミュラレッドのレビューをお届けする。
はじめに
本モデルは初期型のAP1-100がベース。販売時期は実車と同じ1999年頃と思われる。
カラーバリエーションは実車と同じ6色の存在が確認されている。
なお本モデルにはエブロ版とホンダコレクション版が存在するが、本個体は中古で箱なしだったためにどちらかは不明。（逆に言えば、違いは箱のみとも言える。）
まずは一周
まずはぐるりと一回り。
お気付きかと思うが、幌を畳んだ状態のパーツが欠品している。
（中古ゆえに、仕方のないところ）
スタイリングについては、S2000の特徴を良く捉えている。
ただヘッドライトについては実車より少し大きい印象。
かつ、なぜかライト周りに独特の黒い縁取りがあり、フロントだけは別のクルマのような印象を受ける。
ポイント
内装その１。
内装も良く再現されている。
全体的に半ツヤ塗装でシフトノブ、ホーンボタンは色分け。
デジタルメーターはシール。
ルームミラーはメッキシール。
なおドアミラーも同様。
それから写真では分かりにくいが、床やセンタートンネルはグレーで色分けされている。
内装その2。
フロントから。
シート形状も良い再現度。
前述のように幌パーツ欠品のため見栄えは悪い（申し訳ない）。
Aピラーのブラック仕様とオレンジのウインカーは、初期型AP1-100の証。
ちなみに実車のブラックAピラーは、塗装ではなくステッカーらしい。
そのため後から貼り付けるのは相当に大変で、工賃がかなりかかる模様。
リアから。
テールランプはクリアパーツだが、なぜかパックランプのところだけ塗装。
この塗装も微妙に黄色みがかっており、経年なのか元からこの色なのかは不明。
ボディの全体的な塗装状態は、あまり良くない。（古いからか）
特筆すべきは幌パーツが付いている事。
これによりクローズド状態も楽しめる。
本来なら畳んだ状態の幌も付属するはずだが、今回は失礼（しつこいか）。
クローズド、リアから。
幌の造形は悪くなく、実車に近いスタイリング。
パーツの合いはまあまあ。
幌は後ろのピンで固定されているだけなので、すぐに外れる。
上から。
S2000のシャープな形状を良く捉えている。
ただやはり、ライトの黒い縁取りが・・・。どうしてこうなった。
下から。
マフラー部分は塗り分け、タイヤは回転する。
タイヤの溝もきちんと再現されている。
まとめ
本モデルは相当古く、価格もあまり高くはないが、S2000の特徴を良く捉えたモデルであると思う。
今回は中古であまり状態の良くないものを入手したため、塗装状態など判別しにくい部分もあったが、モデルの雰囲気は伝わったかと思う。
ぜひとも他のカラーも入手し、レビューをお届けしたい。
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